単蒸留設備
装置仕様
付帯装置 | 理論段数 | 接液部材質 | 容量 | 上限温度 | 最高真空度 | 設備数 |
フレーカー | 2段 ※1 | SUS | 1,500L | 280℃/融点下限 60℃ | 40Pa | 1基 |
ウォールウェッター® | 5段 ※2 | SUS | 2,100L | 280℃ | 40Pa | 1基 |
装置特徴
蒸留フレーク
- 真空下での蒸留精製とフレーク化を同時に行うため、再溶融などによる熱劣化や空気との接触による変質を防ぎ製品化することが可能です
- 蒸留工程、フレーク化工程を一貫して行えるため、コンタミリスクの低減、コストダウンが可能です
- フレーク化は融点60℃以上の物質に対応できます
- 初留や後留をダンパーの切り替えによって分留し、純度を上げることが可能です
- 各留分を分取することが可能です
ウォールウェッター®(WW)単蒸留
- 高真空下(40Pa)により比較的低温で短時間の蒸留が可能です
- 変質や分解などの危険性が低く、効率のいい蒸留が可能です
- WWの採用により、リボイラーでは循環出来ないような高粘度(~60Pa・s)、高融点(~110℃)の蒸留にも対応できます
- 単蒸留ながら5段相当の塔を持ち、還流操作が可能です
- 原料と分離しにくい副生成物を濃縮させ、留出させる重合反応などの応用展開が可能です
- WWの撹拌機能により「反応+蒸留」が可能です
※ウォールウェッター®は関西化学機械製作株式会社の登録商標です。
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